博士前期課程

地球環境学修士号

地球環境危機をもたらす多様で複雑な要素の総体的な理解を提供するために、地球環境学研究科には多彩なコースが用意されています。自然科学であれ人文科学であれ、それぞれの関心や経歴、将来目指すキャリアに適した科目を、地球環境問題の様々な分野に及ぶ幅広いコースから自由に選択することができます。この自由度の高さにより、ひとりひとりが自分に合ったカリキュラムや時間割を作成できるのです。カリキュラムのもう一つの特徴は、クラスの人数が2名から10名程度までの少人数制であることです。このため経験豊かな教授陣により個々のニーズに焦点を合わせた指導を受けることができます。

地球環境学修士号を目指す学生には二つのトラックが用意されています。地球環境問題の分野で専門家になるためのキャリアを積むことに興味があっても博士後期課程には進まない学生には受講による30単位を修得し、さらに演習4単位、英文のリサーチペーパーを完成させて取得する修士プロジェクトトラックの学位があります。環境学の特定の分野を深く極めたい学生や後期博士課程に進んで学究を続ける学生には受講による22単位に加え演習による8単位を取得し、学位授与の最終段階における審査委員会で審査される論文を完成させて得られる修士論文トラックの学位があります。

修士プロジェクトトラック

選択科目*
研究指導(必須)**
修士プロジェクト***
演習
30単位
0単位
0単位
4単位

修士論文トラック

選択科目*
研究指導(必須)**
修士論文***
演習
22単位
0単位
0単位
8単位
  • *上智大学内のその他の研究科で8単位まで取得することができる。そのようなコースを選択する学生は指導教官の承認を得て期間内に学事センターに履修登録願いを提出しなければならない。
  • **2013年以降に入学した学生が対象。2学期目より毎学期登録し、履修すること。
  • ***通常最終学期にて履修。