
環境への取り組みと姿勢が問われる時代になっています。経済危機は、環境への対応が遅れた企業が淘汰の波にさらされることをはっきりと示しました。企業が環境へシフトするときに、まず必要となるのが、環境問題の構造、環境政策や法、環境とビジネスの関係などに知識を有した人材です。ただ「環境に関心があります」ではなく、企業の現場で生かされる知識、思考能力、問題解決力を実際に持っていることを示す必要があります。環境は複雑で総合的なテーマ。体系的に身につけている証を、修士(環境学)の学位論文で示してください。

本研究科のカリキュラムは、コンパクトにまとめられ、環境キャリアアップのための講義が的確に配置されています。社会人が有職のまま受講できるよう、夜間と土曜日にも講義科目を配置しています。教授との緊密な関係の中で学ぶための演習も夕方以降に配置し、社会人の演習履修のための特別な配慮もおこなっています。また、キャリアアップの大切な武器となるのは修士論文です。2年目には、修士論文作成が中心課題となります。あなたのキャリアアップの証になるテーマを、教授との緊密なコミュニケーションのなかで設定し、独創性、分析能力、論理的な展開力を形として示すことができます。
一度社会人を経て入学しました。講義や研究は勿論、所属した藤井ゼミでの多くの外部識者との討論・工場見学・インターンシップ等、刺激的で充実した2年間を過ごしました。現在は横河電機で社内データを収集分析する経営サポートの仕事をしていますが、研究科での経験が日々、生きている事を感じています。

商社でバイヤーとして海外の現場を回る中で、商品価格に表されない環境コストに関心を抱き、研究科へ進学しました。研究テーマは「生物多様性に対する国民意識の経済評価分析」。現在はエコアクション21事務局で、主に中小事業者の環境経営を応援しています。

外資系企業に勤務している頃から海洋環境の保全に関心があり、畠山ゼミでアメリカの海洋保護区について研究を行いました。現在は研究科で幅広く学んだ知識を生かし、海洋生物多様保全戦略や生物多様性条約に関する国際会議等、様々な分野を担当しています。

地球環境学研究科では、環境問題に対する幅広い知識が身につきました。そのおかげで環境政策に関する会議や報告書作成において事務局的な仕事から、自分の意見や考えを
発表する機会に恵まれ、活躍の場が広がったとともに自分の自信につながりました。
