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望ましい環境政策の実現のために
岡﨑雄太研究室

岡﨑 雄太 (OKAZAKI, Yuta)
准教授

研究室:
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
上智大学
2号館1620号室
TEL:
03-3238-4668
E-mail:

教育

講義

春学期

  • 環境行政論(日本語)
  • Environmental Administration(英語)

秋学期

  • 地球温暖化対策論(日本語)
  • Climate change policy(英語)

演習(ゼミナール)

1.研究紹介

日本は「環境先進国」として評価されてきたが、過去の公害対策から現在の地球温暖化対策に至るまで、どのように課題が認識され、その解決策が提案され、どのような政策決定プロセスを経て、合意形成がなされて(あるいはなされずに)きたのだろうか――環境政策・環境行政における様々な利害関係者との交渉や、国境を超える課題に対する国際的な交渉や協力プロジェクトづくりに着目し、望ましい環境政策とその合意形成の在り方について研究を進める。

2.特色

日本、米国、中国における実務経験を踏まえ、具体的事例を取り上げて議論を行う。中国では深刻な大気汚染に悩まされる一方で日米に先行して排出量取引制度の導入が進められており、こうした環境分野での世界的な政策競争や、経済界の戦略的対応、市民・NGOの参画についても検討していく。

3.何が学べるか

様々な政策手法とその活用事例について、具体的なエピソードを交えながら、実際の政策について分かりやすく紹介していく。政策目標の設定とこれを達成するための政策手法・運用のあり方、それぞれの利害関係者の立場の違いと各主体間で合意を形成するための方法などを考えていく。

4.ゼミの紹介

環境政策に関する基礎知識を共有するとともに、参加者の関心に応じてテーマを選択し、議論を進めていく。現在進行中の政策についても関心を持ち、国や自治体における議論の把握、利害関係者とのディスカッション、パブリックコメントへの参加などを通じて、多様な選択肢の中から合意づくりを進めていくためのあり方を議論していく。参加者の主体性を重視し、テーマ、外部講師、現地調査などを選択していく。