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プテンカラム研究室

プテンカラム ジョン ジョセフ (Ph.D., S. J.)
教授

1996年: グラスゴー大学(英・グラスゴー)にて経済学博士号取得。

研究室:
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
上智大学
2号館1129号室
TEL:
03-3238-3929
E-mail:

教育

科目名:「途上国の環境と開発」-環境と開発の両立をめざして-

この講義では、経済開発的視点から、人間と地球環境のかかわりを考察する。特に途上国の国々を中心として、経済思想・経済活動・経済システムがどのように変遷しながら、国々の環境に影響を及ぼしてきたかを分析する。その上で、グローバル化による発展途上国の変化や、経済開発による貧富の格差、環境破壊の問題を見ていく。人間と地球環境のかかわり、途上国の経済開発の必要性、途上国の環境保全の必要性、環境と開発の両立の可能性などを探求する。

ゼミの紹介

“プテンゼミ”では、それぞれが発展途上国や地域を選び、環境と経済開発の双方に関わる問題やテーマを自由に設定して、独自に研究を進めている。持続可能な地球環境の実現をめざしたグローバルな枠組みを視野に入れ、発展途上国の現状を深く理解して、修士課程の院生も後期課程の院生も、各自の論文の中で環境と開発の両立への道を探求してもらいたい。

「演習 A:経済開発と地球環境」

この演習では、開発経済学の枠組みで地球環境問題の現状を分析する。その上で、持続可能な未来の構築に向け、いかなるビジョンを共有すべきかを探求することをねらいとしている。特に、開発途上国の貧困、教育などさまざまな問題、とりわけ環境に関わる問題の知識を高め、経済・社会・人間開発などアルターナティブな解決策となりうる道を探求していく。また、開発途上国の環境政策の現状を考察し、21世紀社会に求められる真の開発と環境の関係性を研究することを目的としている。

「演習 B:国際会議おける地球環境ドキュメント研究:経済開発の視点から」

地球環境に関する国際会議ドキュメントや、国連が提唱する人間開発や国連ミレニアム開発目標, 持続可能な開発目標など、グローバルコンセプトを背景に、開発途上国の環境と経済開発の問題にアプローチする。

特色

ゼミや講義は、毎回プレゼンテーションとディスカッションを取り入れ、多角的なアプローチを学び合えるような場となっている。